私は、現役のシステムエンジニアとして、25年以上、システム開発の仕事に関わってきました。
要件定義、設計、開発、プロジェクト管理、顧客との調整。
さまざまな現場で、複雑に絡み合った状況を整理しながら、問題を一つずつ解決してきました。
システムに問題が起きたとき、目の前に見えている現象だけを直しても、根本的な原因が残っていれば、同じ問題が繰り返されます。
大切なのは、
「何が起きているのか」
「本当の原因はどこにあるのか」
「何を守り、何を変えるのか」
「今すぐ対応するのか、少し様子を見るのか」
を切り分けて考えることです。
ところが、自分自身の人生となると、システムのようには簡単に整理できませんでした。
仕事を続けるのか。
独立するのか。
会社員に戻るのか。
自分には、どのような働き方が合っているのか。
これから、どのように生きていきたいのか。
頭では何度も考えているのに、答えが出ないことがありました。
情報を集めるほど、かえって分からなくなる。
正しい選択をしようとするほど、動けなくなる。
周囲から見れば問題がないように見えても、自分の中では「このままでいいのだろうか」という違和感が消えない。
そうした経験を重ねる中で、私は陰陽五行論や算命学を学ぶようになりました。
算命学は、未来を当てるためだけのものではない
算命学と聞くと、「占い」という印象を持つ方も多いと思います。
算命学は、古代中国に由来する陰陽五行思想や干支の考え方を土台に、生年月日からその人の性質や傾向、人生の時期的な流れなどを読み解く占術の一つです。干支は、十干と十二支を組み合わせたもので、陰陽五行思想とも結びつきながら伝えられてきました。
ただ、私が算命学を学んでいる理由は、未来を当てたいからではありません。
「いつ何が起こるのか」を断定したり、人生の正解を教えたりすることが目的でもありません。
私が知りたいのは、
その人が、どのような性質を持っているのか。
どのような環境で力を発揮しやすいのか。
どのような役割を担うと自然に動けるのか。
反対に、どのような場面で無理をしやすいのか。
ということです。
人には、それぞれ異なる性質があります。
前に出て道を切り開くことで力を発揮する人もいれば、周囲を支え、全体を整えることで力を発揮する人もいます。
変化の多い環境で力が出る人もいれば、安定した環境の中で、時間をかけて力を蓄える人もいます。
多くの人と関わることで可能性が広がる人もいれば、一人で深く考える時間を持つことで、自分らしさを取り戻す人もいます。
どれが優れているという話ではありません。
自分の傾向を知らないまま、周囲に求められる生き方を続けていると、
「頑張っているのに、なぜかうまくいかない」
「人と同じようにできない自分は、能力が低いのではないか」
と感じてしまうことがあります。
しかし、自分の性質を別の角度から見直してみると、これまで短所だと思っていたことが、環境や役割によっては強みになる場合があります。
私は算命学を、人を決めつけるためのものではなく、自分を理解するための一つの地図として捉えています。
システムエンジニアと算命学は、意外と似ている
システムエンジニアと算命学。
一見すると、まったく異なる世界に見えるかもしれません。
システムエンジニアは、事実や論理、数字、仕組みを扱う仕事です。
一方、算命学は、陰陽五行思想や干支をもとに、人の性質や人生の流れを読み解いていきます。
しかし、私の中では、この二つは大きく離れていません。
共通しているのは、複雑なものを、構造として捉えることです。
たとえば、
「仕事を辞めたい」
「人間関係がつらい」
「自分に自信が持てない」
「何をしても、うまくいかない」
という悩みがあったとします。
表面に出ている言葉だけを見ると、一つの問題に見えます。
けれど、その背景には、いくつもの要因が重なっているかもしれません。
仕事内容が合っていないのか。
任されている役割が合っていないのか。
職場の環境や人間関係に無理があるのか。
心や身体に疲れがたまっているのか。
本当は変えたいことがあるのに、守りたいものがあって動けないのか。
あるいは、人生の節目を迎え、これまでの生き方を見直す時期に来ているのか。
原因が違えば、必要な対応も変わります。
すぐに仕事を辞めた方がよいとは限りません。
辞める前に休むことが必要な場合もあります。
環境を変えるより、役割や人との関わり方を変える方がよいこともあります。
今は大きな決断をせず、自分の状態を整えることが先かもしれません。
私は算命学を、人生の答えを一つに決めるためのものとして扱っていません。
自分の性質、現在の環境、今感じている違和感、人生の流れを複数の視点から見直し、問題を整理するための参考材料として活用しています。
その考え方は、システム開発の現場で私が行ってきた、
現状把握。
原因の切り分け。
優先順位づけ。
影響範囲の確認。
対応方法の検討。
という進め方にも似ています。
宿命を知ることは、人生を決めつけることではない
私が学んでいる算命学では、生年月日から読み解く、その人が生まれ持った性質や傾向を「宿命」として捉えます。
ただし、宿命を知ったからといって、人生のすべてが決まるわけではないと私は考えています。
同じような性質を持っていても、育った環境、出会った人、選んだ仕事、経験した出来事、日々の行動によって、人生の形は変わります。
私は宿命を、一つの設計図のようなものだと考えています。
設計図があっても、どの材料を使うのか。
どの順番でつくるのか。
どのように手を加えていくのか。
それによって、完成するものは変わります。
大切なのは、設計図に人生を縛られることではありません。
自分にはどのような特徴があり、どこに負荷がかかりやすく、どのような環境や役割で力が出やすいのかを知ることです。
自分の傾向を知ることで、無理な努力を減らせるかもしれません。
人と比べて落ち込んでいたことを、違う角度から見直せるかもしれません。
自分に合った選び方や進み方を、考えやすくなるかもしれません。
算命学が、人生の正解を教えてくれるわけではありません。
けれど、自分で答えを選ぶための視点を増やしてくれるものだと私は感じています。
なお、私は算命学を、自然科学や統計学として扱っているわけではありません。
鑑定結果を絶対的な正解として伝えたり、未来を保証したりすることもありません。
算命学から読み解いた内容を、自分を見つめ直し、これからの選択を考えるための一つの参考材料として活用しています。
最後に人生を選ぶのは、鑑定をする人ではなく、相談者ご本人です。
私が目指しているのは、人生の答えを決める人ではない
私は、算命学から読み解いた内容を一方的に伝え、
「あなたは、こういう人です」
「この時期には、こうしなければなりません」
と決めつけたいわけではありません。
目指しているのは、その人が自分の本質と現在の状態を理解し、自分で考え、自分で選択できるように支えることです。
私の言葉で表現するなら、人生の軍師のような役割です。
軍師は、本人に代わって人生を決める存在ではありません。
今、どのような状況にいるのか。
何を守る必要があるのか。
何を変えた方がよいのか。
今は攻める時期なのか、守る時期なのか。
すぐに決断するのか、整えてから決めるのか。
それらを一緒に整理し、本人が納得できる一歩を考える存在です。
私はこれまで、システムエンジニアとして、複雑な問題を整理し、関係する人の話を聞きながら、現実的な解決策を考えてきました。
また、独立と会社員の両方を経験し、仕事や生き方について迷ったこともあります。
そうした経験に、コーチングや陰陽五行論、算命学の視点を組み合わせながら、人生や仕事の迷いを整理する支援をしていきたいと考えています。
現実を無視して、精神論だけで前に進ませることはしません。
反対に、条件や数字だけを見て、その人の気持ちを置き去りにすることもしません。
現実と本音。
本質と環境。
動く時期と、整える時期。
それらを一つずつ確認しながら、その人にとって無理のない一歩を一緒に探していきます。
現在、宿命鑑定セッションの無料モニターを募集しています
現在、宿命鑑定セッションの内容を、より分かりやすく、より実生活に生かせるものへ整えるため、無料モニターを募集しています。
セッションでは、生年月日をもとに、
・持って生まれた性質や本質
・力を発揮しやすい役割
・考え方や行動に表れやすい傾向
・人生の時期的な流れ
などを読み解いていきます。
ただ鑑定結果をお伝えして終わるのではありません。
現在感じている迷いや違和感と照らし合わせながら、仕事や人生の選択に、どのように生かしていくのかを一緒に整理します。
未来を断定するセッションではありません。
転職、退職、独立、結婚などの大きな決断を、一方的に勧めるものでもありません。
自分自身を少し違う角度から見つめ、これからの生き方や選択を考えるための時間として受けていただければと思っています。
ご興味のある方は、この記事へのコメント、または私のプロフィールに掲載しているSNSから、「宿命鑑定希望」とお知らせください。
このマガジンでは、これから陰陽五行論や算命学の基本だけでなく、
仕事。
人間関係。
転職。
独立。
経営。
人生の節目。
といった、現実の悩みや選択にどう生かしていくのかを書いていきます。
算命学を信じるか、信じないか。
その二択だけではなく、一つの考え方として知ることで、自分を見る視点が増えていく。
そのような記事を届けていきたいと思っています。
迷っているときに、すぐ答えを出さなくても大丈夫です。
まずは、自分がどのような性質を持ち、今どのような状態にいるのかを知ること。
そこから、自分に合った人生の流れをつくるための一歩が始まるのだと思います。


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